上色見熊野座神社 


最初に見つけたのはどこでだったかはっきりとは覚えていないんだけど

日本に戻ったら行こうと決めていた場所の一つ。

上色見熊野座神社。

最近知ったんだけど、神社めぐりというのがちょっとだけ流行ってるそうで

それでどこかのsnsで写真を見たのかな。




イザナギノミコト、イザナミノミコト、 石君大将軍を祀っているのだそう。

ここの本殿へ向かうまでの石灯籠に挟まれた苔むした階段を
なんだか登ってみたかったのです。




この日は5月にしては気温が高くて、蒸し暑かったー。

階段を登り始めると、あっという間に汗ばんできて

湿った石段や、時折にょっとでてくる木の根などに足を取られないように注意しながら

ゆるゆると足を進めました。





本殿はあの階段の先にあります。

木立から差し込む光は一層あたりを神々しくさせていて

心を沈めながら本殿に向かうには、
この階段はちょうど良い感じでした。




そして神殿の上にさらに登る道があります。



この上の方にあるの。

岩に穴が開いてるんです。

神社のある高森町のホームページによると

神殿後方の穿戸岩には、健磐竜命の従者鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上の大風穴穿戸岩(うげといわ))があります。
「穿戸岩」は巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として『合格・必勝』のご利益があると評判です。

なんだそう。

上り道は直線のように見えますが、

この道じゃなくって、舗装された道が回るように上に登って行っているので
そこを歩いて行きました。


ゆっくり登って行ってもやっぱり汗が出る暑さ。

穴が開いている頂上あたりにつくと、

この風穴からとっても心地いい風がふわーっと吹いてきて

あっという間に汗はひき

鳥の声とかさかさと森の葉音が・・・

というわけにはいかず。

人気スポットなのか他にも参拝する方がたくさんいて
なかなかの賑やかさでした。




神殿まで降りて、

お参りして。


神社の御神木「なぎ」は「凪」に繋がり、波風を鎮めること、さらには葉脈のない葉の特徴から、縦には簡単に裂けるものの横に引きちぎろうとすると相当の力が必要なことから、昔から男女が『縁が切れないように』とお互いになぎの葉を身につけたり、嫁ぐ娘に母親が持たせることもあったそうです。
さらには、男女のご縁だけではなく大切な人とのご縁を結ぶことから『商売繁盛』にも通じる大変縁起のよい木です。


とあったので

御神木を探したんだけど

うーん。

どれなのかよくわからなかったです。

全部がそうなのかしら。

「横にはなかなかちぎれ無いから」縁が切れ無いように・・・。

男と女というものはほんとうに

出会いも突然にやってきますが、離れるのもあっ・・・!という間で

そしてなんとも「ご縁」という言葉が表すように

自分ではなんともできないことだったりしますものね。


運ばれてくるご縁も、切れていくご縁も

きっと自分にとっていいことなのだと信じて。

そして頂いたご縁をずっと繋いでいけるように。


■今回のお出かけスポット

上色見熊野座神社






2 コメント

  1. パソコンから来てみたよ、今度はいけるかな?
    最近、初夏だよね、山歩きは暑そうだけど
    自然の空気吸うと浄化されそう。

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  2. パソコンからも見にきてくれて、ありがとう!ばっちりでーす!
    ここはすごく雰囲気がよくって、有名なのか平日なのに人がすごく多かったよ。

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